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#47 忘れよう!うん、それがいい!

last update 최신 업데이트: 2025-07-19 23:58:20

「あのさ、一旦ね?一旦なかったことにしない今日の配信。あまりに内容がすぎる。」

――そう……だな

――俺らは何も見ていない、それでいいか?

――誰がやるかあんなクソゲー

――ワタシナニモミテナイ

――お、おう……どんまい

――想像の数倍酷かったな

「みんな、ありがとね。この配信はアーカイブを残さないことにします。それとこの配信に限り、切り抜きを禁止させていただきます。ご協力お願いいたします。それじゃあ、おつゆらでした〜!」

 マイクよし、ようつべ君よし、パソコンよし、全部閉じたな。精神的に疲れてる時こそ入念なチェックしなきゃだからね。ふん、ふん、ふん。大丈夫そう……かな?

「ふぅ……なんかめちゃくちゃ疲れた。今日は作業する気にもならないしとりあえず寝ようかな。」

◇◇

「ふわぁ〜眠っ……昨日何もしないで寝たし配信内容の振り返りだけしちゃおうかな。」

 結局昨日どんな感じだったっけか。まぁ確かアーカイブは公開してないけどデータはあるしそこら辺は見ればわかるか。

 あ、アーカイブ間違って公開設置になってたりしてないよね?ふぅ……それは大丈夫そうだね。マジで焦った。

(数分後……)

 なんだあのクソゲー!見れたもんじゃないよあんなの!配信内容グダグダだし!何をどうしたらあんな死ぬかバグるかしかしないゲーム配信になる訳?BGMもだっせぇしよぉ!配信のノリというか流れというかがあったからリスナーのみんなもギリ一緒にいてくれたけどあんなもん誰がアーカイブ見んねん!ゲーム配信と言えるのかも怪しいじゃねぇかよぉ!

 あの終わりきった配信の空気感を変えるためにも早急にまともな配信をするべきだよね……視聴者参加型のゲーム大会とかはベタだけどグダることもなさそうだしいいかも!次はちゃんとよく分からないゲームじゃなくて天下の〇天堂様のゲームをしよう。

 そうと決まればちゃんと配信に関してのルールとか確認しておかなきゃだね!まぁ収益化まだだし大して気にするようなものはなかった気がするけど……

「由良〜朝ごはんできてるよー!」

 あ、おばあちゃんだ!今日は卵かけご飯の気分だなぁ〜。さてさてさ〜て、朝ごはんなんだろう!

「はーい!今行くー!」

 嫌な記憶なんて寝てご飯食べたら吹き飛ぶのだ!ごっはん〜♪ごっはん〜♪ごっはっん〜♪今日〜のごはんはなんだろな〜♪
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  • 憧れに手を伸ばせ   #74 セクハラ

    「ふわぁ〜眠い。雪お姉ちゃん抱っこ。」 『はいはい、雪お姉ちゃんじゃなくて紡お姉ちゃんですけど抱っこするね〜。』 柔らかい……この感触は雪お姉ちゃんじゃないな。誰だろう…… 「あ、そうだった雪お姉ちゃんは裕也お兄ちゃんとイチャイチャしてるんだった。」 『たしかに今日は朝早かったし、遊園地に着いてからもいっぱい歩いたから眠たくなっちゃうのもしょうがないよね!』 しょうがない……しょうがないんだけど悔しいし、申し訳ない。せっかくの休日。せっかく入園料。配信以外に用事のない一歳児の私と違って色々用事もあって忙しいだろうに。休みの日を合わせて、今日を着て行く服を時間をかけて選ぶ。入園料も結構いいお値段するんだろう。そんな今日という日を私は、台無しにしてしまったのかもしれない。 「私も一歳なりに結構頑張ったと思う。だから遊園地まで来てこんなことさせて悪いんだけど、もう寝落ちちゃうと思うから一緒にいて欲しいな。せっかくの遊園地なのに私に合わせて全然回れなくてごめんね。」 なんか、紡お姉ちゃんの様子がおかしいような気が……まさか私狙われて…… 『大丈夫だよYURAちゃん!これはこれで役得だからね♪あ、そうだ!雪ちゃんは裕也とイチャついてるだろうし、YURAちゃんは私とイイコト……しちゃう?』 「ヒッ!誰か……誰か助けt……」 怖い怖い怖い。私は何されちゃうの?体格差的に抵抗は無意味。むしろ無駄に怪我をする危険もある。でも、私まだ経験ないし。初めては好きな人とが……ってこれただの劇か。即興劇に動揺していた状態から今回のことでさらに動揺した私は、一周まわって冷静になっていた。 『ちょーっと待ってぇぇぇぇい!!!』 ゆ、裕也さん!?そんな迫真のちょっと待ったは結婚式くらいでしかやらないんじゃないかな?そのくらい迫力たっぷりなちょっと待った。その迫力に思わずビクッとしてしまったのは秘密だ。 『ツムギ、はうす。』 『はい……すんませんした。』 紡先輩も可哀想になってきましたし、ここいらでちょっと助け舟でも出してあげようかな? 「私は大丈夫ですよ?ちょっとびっくりしちゃっただけですから。まぁこれはただの即興劇ですしね!お二人もそうピリピリしなくても……」 『YURAちゃん、しーー。』 無理だったぁ!これは……逆らっちゃダ

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  • 憧れに手を伸ばせ   #72 エチュー……ド?

    『今回の設定は遊園地に遊びに来た友人たちと着いてきた妹ちゃん一人。』「了解です!ビシッ!」『フッ……その効果音口で言うのな。そういやYURAちゃんは誰の妹役にするんだ?』『YURAちゃんは私が貰う。異論は認めない。』『と言うことらしいんだけど……YURAちゃんもそれでいい?』  「あ、はい。それで大丈夫です。ゆ、雪お姉ちゃん?」『ムフフフ〜雪お姉ちゃんだよ〜!さぁおいでYURAちゃん!お姉ちゃんがよしよししてあげようではないか〜。ほれほれほれ〜!ういではないかういではないか〜!』「あの……可愛がってくれるのは嬉しいんですけど、もう少し表情筋さんに頑張ってもらうことってできます?」『んっと……こう?』 目が笑ってねぇ……「もう、それでいいです……」『ふっふっふっ……私の笑顔がプリティー過ぎて言葉も出ないか。近う寄れ近う寄れ。ほれ、存分に見るがよいぞ?』「つむぎs……」 あ、ダメだこの人に聞いてもまともな返事が返ってくる気がしない!『ん〜?』「いや、やっぱりなんでもないです。気にしないでください!それよりゆうやさん!真顔でボケまくるこの人にどう反応すればいいんですか!」『ねぇ!一回うちの名前呼びかけたよねぇ!なんで言い直した?ねぇ!なんであ、こいつに聞いてもダメそうだなみたいな顔したの!』 そういうの後輩の私の口からは言いにくいのを察してくれると助かるんですが……。『普段の言動を考えろよ……』 ゆうやさァァァァァァん!!!あなたが私にとっての救世主です!大好き!愛してる!いや、やっぱりダメだ!ロリコンなゆうやさんはお帰りください。(裕也)なんか冤罪かけられた上に告ってもないのに勝手にフラれた気が……『え!?こんなに頼れるお姉さんは他にいないよ?百歩譲ってうちの普段の言動がアレだったとしてもさ!まだ今日入れて二回しか会ってないじゃん!』『その少なく回数でもわかるってことはそういうことだよ。』『え?そういう……こと?』 うわぁ、何も言えねぇ……。とりあえず目を逸らしとこ。『むぎちゃん、どんまブブッ!アハハハハッ!』 な、なんだこの人たちは。びっくりするくらい話が進まないんだけど……『なんでそんなうちのことをいじめるんですかぁ!YURAちゃん!うちはそんなアホの子じゃなくて頼れるお姉さんだよね?そうだよね?』「ノ、ノ

  • 憧れに手を伸ばせ   #71 初エチュード

     エチュード。それは場面設定だけで、台詞や動作などを役者自身が考えながら行う即興劇のことである。相手の言葉に速やかに対応し言葉を返していく。それ故にアドリブ力が非常に求められる。 そう、アドリブ力が求められてしまうのだ。「あぁ〜や〜り〜た〜く〜な〜い〜!アドリブ力とか私に求められても無理ですってばァ!全部段取り決めてやりましょうよォ。」『だーめ!ホントの想定外に遭遇した時に落ち着いて対応できるようにするためのトレーニングは大事なの!』「うぅぅぅぅ……頭ではわかってますよ?頭では……突然アドリブを入れてくる人もいるでしょうし、生放送をしている以上私が想定しえない何かが起こるかもしれない。その時のための経験を積むって意味でも大切な意味のあることなのは理解してるんです!理解してはいるんですけど感情では納得できないんです!!やりたくないんです!」『由良、もう始まるから準備して。』 「うわぁぁぁん……」 やりたくないよォ……やりたくないんだけど始まった以上はやらなきゃだよね?事務所に所属した以上は仕事だしなぁ。はぁ……頑張るか。『さぁ始まりました!ピオーネ公式放送曲!今回は新たに加わったメンバーと一緒に配信組のみんなでエチュードをやっていきたいと思います!始める前に新メンバーを紹介しますね。YURAちゃーん!!』 あ、さっそく呼ばれた。吸って〜吐いて〜吸って〜吐いて〜よし!気持ち切り替えて明るくいこう明るく!「はーい!というわけで自己紹介をしていきます!配信組のマスコット兼VTuberのYURAです!先日顔合わせをしに行ったら紡先輩に撫で回されました!今日はよろしくお願いします!」『声色からもわかる通り、YURAちゃんは今回のエチュードを死ぬほど嫌がっております!』 私なりに明るくしようとしたんだけどな。嫌さがダダ漏れだったかぁ……私も精進が足りないなぁ。「はい!私はアドリブが苦手なので即興劇が嫌すぎて駄々こねていたら配信が始まりました!始まったものは仕方ないので自分なりに頑張ってみたいと思います!」 『というわけで苦手なりに頑張ってくれるみたいなので温かい目で彼女頑張りを見守っていてくださいね!それじゃあさっそくエチュードを始めよう!3・2・1・Q!……あ、設定の説明するのをうっかり忘れてたよ、ごめんごめん!』

  • 憧れに手を伸ばせ   #70.5  スレ回

    【天才】YURAちゃん応援スレPart33【VTuber】 001:名無しのお兄ちゃん ID:sgPagmKmJ34 本スレは個人VTuberのYURAちゃんを応援するスレです。YURAちゃん以外の話題は極力控えてください。また、アンチには反応せず静かに通報ボタンを押しましょう。 ・スレを立てるときは先頭に「!extend:―――――――――――――」を三行入れる。 ・次スレは>>800が立てること。無理なら代理を頼むか踏まないこと。 ・各種サイトへの転載禁止。 ◇◇ 245:名無しのお姉ちゃん ID: pgDmgMmg73 ついに"リスナーの性癖を晒しあげよう"とかいう恐ろしいコーナーが始まってしまったね。怖いよね。リスナーのリクエストをもとにしてYURAちゃんがイラストを仕上げるんでしょ?リスナーの性癖とYURAちゃんの性癖が悪魔合体してどんなイラストが生み出されちしまうんだろうか…… 246:名無しのお兄ちゃん ID:gMmpwgmM46 ちなみにだけどお前らも引用リツイートでリクエスト送った? 247:名無しのロリコン ID: NjgNgaMg41 >>246 あったりめぇだろ?書くだけただなんだから書かないなんて選択肢は存在しないでしょ 248:名無しお姉ちゃん ID: sgPmKmJ34 リクエストの一発目は銀髪赤目のツルペタお姉さんか。一歳児に自分の性癖を送り付けるとかいうだいぶ終わってる行動をしといて今更日和ってんの誰だよ〜! 249:名無しのロリコン ID: NjgNgaMg41 普段の姿を見てからその子の叡智絵を見るのも悪くない。普段はこんな感じの子なのに……みたいなギャップがいいってのに。 250:名無しのお姉ちゃん ID:pgDmgMmg73 みんな大好き猫耳だー!!ロリだー!!メイド服だー!ひぃやっほーー!!この三つだけでも最強なのにここに泣き顔が追加されるんですか!もうそんなの最強に決まってんじゃんかよォ! 251:名無しのお兄ちゃん ID:agjGjgMjgm46 いや、えっろ!そしてしれっと自分の性癖部分の業を人に押し付けようしてて草 252:名無しのお姉ちゃん ID: pgDmgMmg73 YURAちゃ

  • 憧れに手を伸ばせ   #70 事務所体験記

    「みーんなー!先輩方との顔合わせをしてきたよん!なんかねぇ……芸能人って感じがした!凄かった!(小並感)」 ――語彙力よ……――一応VTuberって話を生業にしてるんだよね?――おっかしいなぁ……小学生の感想かってくらいの語彙力のなさだったぞ?――具体的にはどんな感じだったのか教えて教えて〜!「うーん……裕也先輩は苦労性っぽい感じで、紡先輩は元気っ子みたいな?紡先輩は扉を開けると同時に突撃してきてずっと私の頭を撫で回してましたね。不審者っぽかったです。雪先輩はマイペースというかなんというか……口数がとっても少ない方でしたね。それでも存在感があって、最年長ってこともあってか紡先輩も裕也先輩も雪先輩の言葉には従ってましたね。」――面白い人達だね――やっぱりリアルのYURAちゃんも可愛いのか――俺もYURAちゃんをなでなでしたい――お巡りさんこいつです――配信組の皆さんは三人だけだったの?「そうだね、私が今日あったのは三人だけだった!あ、そうそう!来週のコラボの告知みたいになっちゃうんだけど、紡先輩にエチュードをしないかって誘われたんですよ!来週の土曜日ですね。アドリブ苦手でガッツリチャートを組んでる私なんですけど、苦手なアドリブの克服をするために挑戦するので是非とも温かい目で見ていただけると嬉しいです!」――え?YURAってアドリブ苦手だったん?……――イレギュラーがあっても落ち着いて対応してるイメージあるからてっきりアドリブも余裕なのかと思ってたわ――苦手の克服は大変だしやりたくなくなることもあるだろうけど、なんとか克服できるように頑張ってね!「私がなんかあっても冷静に対処できているのはそれも想定して予定を組んでるからです。じゃないとテンパってその日話すことが全部飛んだりしちゃうのでね。普段私が見せないようなキョドったり動揺して噛んじゃったりもあるとは思いますけど、それも含めてエンタメとして楽しんでいってくださいね!」 今日はレッスンもあってちょっと疲れ気味だし配信切り上げようかな。いや、でも短すぎるかなぁ……まぁいっか!「それじゃあ今日はレッスンもあったのでここら辺で配信を終わりにしたいと思います!今日は言えなかった事務所での経験は機会があれば話していこうと思います!それじゃあ、おつゆらでした〜!待ったね〜!」

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